LINNから新音楽プラットホーム「Selekt」シリーズ登場

9月下旬のとある日、久々に我が家のMAJIK DSMのソフトウェアのアップデートを行い、リリースノートを読んでいると、「Selektシリーズのサポート開始」という項目が目に留まりました。これは聴きなれない名前、きっと新製品に違いないと急いでWebで検索すると、やはりLINN公式ページやWhat Hi-Fi?誌の速報レビューに掲載されていました。

Selektの名前が暗示する通り、モジュラー構成となっており、必要な機能モジュールを、35センチ四方のコンパクトな前部光沢ブラック+艶消しブラックの2トーンのアルミシャーシに収納する、LINNの新プラットホームであることが判明。これはリアパネルを見るとよく分かります。

DACは上位機種で既に導入済みのKatalyst DAC Architectureが選択可能。これに新開発のデジタルアンプを搭載してステレオ・スピーカーを直接駆動することも可能です。英国でのお値段は、Katalyst+2chデジタルアンプ搭載タイプ(Selekt DSM w/ Integrated Amp and Katalyst)で、6,750ポンド。現在1ポンドは150円前後ですので、日本円換算だと100万円強と、既存の中位ラインナップAKURATEシリーズ並みですが、発表されているダイナミックレンジや歪率を見ると、性能・スペックは従来機ラインナップよりも相当向上しているように見受けられます。Katalystの優秀さはこれまでの採用機で既に実績があるところですが、もう一つ私が注目する点はデジタルアンプ。8Ω負荷で片ch50W、4Ω負荷で同100Wと、出力自体はMAJIK並みですが、デジタルアンプに不可欠の出力フィルタ回路をフィードバックループ内に入れることで、フィルタ部品で発生する歪の極小化とドライブ能力の向上を図る意図が感じられます。

欧州では主要取扱ショップでの試聴会が始まっていますので、早速私も、11月1日のロンドンでの製品お披露目・試聴会を予約しました。今からとても楽しみです。

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